オイル交換
 





所要時間15分〜(軽カー時)

(疲労度★★☆☆☆)



オイル交換は、もっとも馴染みのあるメンテナンスでしょう。
車のオイルは、言わば人間の血液です。
しかし人間とは違って、年月の低下とともに汚れていってしまいます。
したがって、定期的なメンテナンスが必要となります。
  




  オイルの豆知識

エンジンオイルには主に、@「エンジン内部の潤滑」 A「シリンダー内のピストンとピストンリングの密閉」 B「エンジン内部の冷却」 C「エンジン内部のスス、スラッジ等の洗浄」 D「エンジン内部の金属の防錆」の5つの働きがあります。
年月の経過や、走行距離増加に伴い、これらの働きが低下していきます。一般的な交換サイクルは3000キロ、3ヶ月と言われていますが、車の使用目的や、環境によってその数値も変わってきます。あくまで目安になります。

また、オイルには様々な種類があります。オイル缶を見ると「SL」や「SH」といった記号が書いてあります。これは「API表示」と言って、American Petroleum Institute(アメリカ石油協会) の略称でエンジンオイルの色々なエンジンを使った試験成績で規定し分類しています。現在、市場ではSG,SH、SJ、SLといったオイルが支流になっています。主に、Sの後のローマ字が後のものほど、高性能とされています。
そのほかにオイルの性能を表す表示として、「鉱物油」「部分合成油」「化学合成油」といったものがあります。

鉱物油=原油から不純物を物理的に取り除いて精製したオイルで最も多く使われるものです。

部分合成油=鉱物油の性能を向上させるために化学合成油を混合したもので、パートシンセティックまたはシンセティックテクノロジーと呼びます。

科学合成油=潤滑上最適のオイル分子を化学的に合成したもの。ベースオイルそのものが優れた潤滑性能を持ち、最も高性能のオイルの基油として使用されます。

さらにオイルには10W30 といった粘土表示がされています。前の数字が低いほど、低温時のエンジンの始動性がよくなったり、燃費の向上などが挙げられます。主に街乗りや寒冷地で使用するとよいでしょう。また、後ろの数字は反対に、高温時のエンジン保護に優れています。主に高速運転や、スポーツ走行時に威力を発揮します。ただ、あまり高いと燃費が悪くなったりします。
「5W30」「10W30」などのオイルは寒冷地や街乗り使用、ファミリーカー向けになります。「10W40」「15W50」などはスポーツ走行やサーキット使用に使うとよいでしょう。






 
@下準備
 まず初めに使用するオイルと、工具等を用意しましょう

・オイル COSMO LIO SUPREME SL10W30(部分合成油)
 (前に働いていたGSで格安で購入)
・廃油処理箱
・オイルジョッキ
・パンダorフロアジャッキ
・14mmメガネレンチ
・軍手
・ウエス
・ウマ
あると便利なもの
・寝板的なもの
・CRC
・トルクレンチ
A準備
 続いてジャッキアップしましょう
右の画像では、パンダジャッキをセンタージャッキポイントに合わせて
上げるという荒業を行っていますが可也お勧めできません。
軽カーの場合は、ジャッキアップ無しでもドレーンボルトを緩めることが
できます。なので今回はフロントをちょっとだけ浮かすということで
このような形をとりました。
上げても、タイヤはまだ地面に接地している状態です。
タイヤ交換などで、完全に持ち上げる場合は必ずフロアジャッキを使い
ウマをかけましょう。でないと大事故につながりかねます。
あとフロントを持ち上げる場合は、必ずサイドブレーキがかかって
いるか確認しましょう。
B作業開始
 いよいよ交換作業に入ります。右の画像の矢印のボルトを緩めます。
緩めるときは必ず、メガネレンチを使用して下さい。でないと最悪
ボルトをなめってしまいます。
焼きついてなかなか緩まない場合は、CRCをかけて暫く馴染ませます。
それでも緩まない場合は、潔くプロに頼みましょう。

ちなみに右側に同じようなオイルパンがありますが、こちらはATなので
絶対に抜かないようにして下さい。

ああ〜ピットあったころは楽だったな・・・
 ドレーンボルトを外すと、オイルが出てきます。
車によってはドレーンボルトが斜めに設置されている場合があるので
廃油受けの位置に気をつけましょう。
でないとオイルを撒き散らすことになり、非常に厄介です。なお使用する
廃油受けは規定より大きい容量の物を選びましょう。
でないと、オイルの吸収が追いつかずにあふれる場合があるので
気をつけて下さい。
オイルが抜けきるまでには大体、10分程度かかります。
 オイルを抜く際、オイルフィラーキャップを外しておくとオイル抜けが良く
なります。
オイルが抜けきったらドレーンボルトを締めます。始めは手で閉めて
回らなくなったらレンチを使いましょう。
最後に力をいれて、「くいくいっ」て感じで締め付ければOKです。
ドレーンボルトの締め付けトルクは、車種によって変わってくるので
トルクレンチを使えば、間違いなく作業できます。自動車のボルトの
ほとんどは、規定トルクがあるので買っておいて損は無いでしょう。
 ドレーンボルトを閉めたら、新油を入れましょう。
軽カーの場合は、2〜2,5で足りると思います。エレメントを交換して
も3は入らないでしょう。

まず先にジョウゴに新油を注ぎます。満タンでなく半分ぐらい注ぎましょう
でないと、エンジンに注ぐとき頭からあふれる場合があります。
今回は約、2,3入りました。エレメント交換時は約、2,5入ります。
C作業終了
 新油を入れたらキャップを閉めて、エンジンを暫く回します。
また、エレメントを交換した場合は、メーター部分のオイルランプが消え
るまで回してください。
オイルがエンジン全体に行き渡ったら、止めてゲージを見ます。
2?入れた場合、LとFの間にきますので、少量ずつ加えてFに近づけます
適量入れたら、キャップをしめて再度、ドレーンからオイルが漏れていな
いかを確認して終了です。

オイルを交換したら2,3日は下回りをのぞいてオイルが漏れていないか
を確認しましょう。









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